「おとう、さん……?」 なのはの瞳に、かすかな光が灯った。 「どちら様かな?」 白衣の男が不審そうに尋ねる。 「この子の父親さ」 士郎は不遜に答えた。 「そうか」 一つ頷き、男は士郎に止められた手とは反対のほうの手を動かして、眉間にナイフを突き立てんとす。 同時に響くのは、空気が破裂するような乾いた音。 「っ!」 士郎に第二撃を防がれた男は、その顔を驚愕にゆがめ、一気に後方に飛んで士郎から距離を取った。 「―――速いな」 チッ、と舌打ちと同時につぶやいた士郎の左腕は、手刀の形を作りさっきまで男の頭があった部分を薙いでいた。 「し…士郎さん……!」 「ユーノ君。君は、なのはをつれて美由希のところへいっていてくれ」 何とか意識を取り戻したユーノが、斬られた肩口を押さえながら士郎に近づく。 士郎は彼の傷に触れないように背中を叩き、一歩、二歩と男へと近づいていった。 恭也はそんな父の背中を呆然と見つめていた。 「とう、さん……?」 恭也の呆然としたつぶやきに、士郎は答えなかった。 父の背中 「………」 掌でナイフをもてあそぶ男は、じっと士郎を見つめていた。 対する士郎は、お互いに一足飛びで飛びかかれる距離で足を止めた。 「あの娘の父親……」 「ああ」 「……にしては、手馴れすぎているな。あの二人も多少は武術か何かかじっているようだったが……あくまでかじっているだけだったしな」 男がナイフの先を、彼を睨みつける恭也と、ユーノの治療を受けて意識を取り戻した美由希のほうへと向ける。 その表情は言葉と違い、腑に落ちないというよりは、目の前の正体不明の男を警戒しているものだった。 「単なる幸運かどうか……これで試すとしよう」 男は片方の手に握っていたナイフをどこかへと仕舞い、士郎にゆっくりと近づく。 次の瞬間、霞むように男のナイフが士郎に迫る。 「と……!」 男の立ち上がりを見切ることの出来なかった恭也が悲鳴を上げかけるが、さらに信じられないものを見る。 ビリィッ! ただ立っていただけの士郎が、一歩踏み込んで男の白衣の裾を手刀で持っていくところだった。 脇腹を手刀が掠めていった男は、その顔を恐怖に染めながら横に跳んでいた。 「な……はっ……?」 一連の流れについていけない恭也。 今、何が起こったのだ? 男のナイフが士郎に突き刺さる寸前、士郎は手刀を叩き込みでもしたのだろうか? いや、それはおかしい。男のナイフは士郎の胸に真っ直ぐに直進していたのだ。 もし普通に手刀を叩き込もうものなら、グサリとナイフが刺さっているはずだ。 だというのに、結果は士郎が男を退けるに留まった。 攻防の一瞬、空白のようなものもあったように思う。 「な、なんなの一体………?」 目を覚ました美由希も、目の前の光景に理解が追いついていないようだ。 恭也と比べると彼女は距離が離れている。落ち着いて見れば、ある程度見切ることが出来るはずなのに動揺しているということは、やはり見えなかったということか? 「こちらもそれなりに修羅場をくぐってきたつもりだが……」 男が冷や汗を流しながら士郎を睨む。 もうなのはのことは頭の外にあるようだ。士郎だけを見ている。 対する士郎は、いっそ冷徹なほど静かに男を見据えていた。 その視線は、決して男から離れることはない。 「一つ質問したい」 「なんだ」 「管理外世界地球とやらは、お前のような化け物ぞろいなのか?」 「安心しろ。俺は特に例外だ」 「それを聞いて安心した。またお前のような奴とやりあうのはごめんだ」 短いやり取りを追え、男はため息をついた。 これで諦めた……というわけではあるまい。ナイフは握られたままだ。 「今のでサード……。一応、魔導師相手ならけりがつくスピードだったんだが」 「サード、ということはまだ上がるのか?」 「一応、五段階だ。最高速度で、人間の認識をわずかに上回るスピードが出る」 「なるほど。ところで、自分の手の内を明かしていいのか?」 「気にするな。時間がかかりすぎた。これから全員殺すことにする」 つぶやきと同時に、再び男の姿が掻き消える。 現れたのは士郎の右。ナイフは両手。すでに恭也の目では身体の動きすら見えない。 だが、士郎は無手でそれをいなす。 突き入れられるナイフ……ではなく、それを持つ手首に軽く触れ、ナイフの軌道そのものをそらしていたのだ。 ここに来て、恭也はようやく先ほどの攻防の全貌を悟った。 つまり今のようなことが一瞬の内に行われ、僅差で士郎が競り勝ったのだ。 だが、おかしい。男のセリフから考えれば、今の奴のスピードはフォース。 つまり、恭也が見切れないスピード領域のはずなのに、今彼は男と士郎の攻防をはっきりと認識している。 今も、いっそゆっくりとしたスピードで士郎と男がせせこましく恭也の視界で動いている。 と、そのテンポが一瞬ずれる。 まるで瞬間移動のように、男の姿が士郎を挟んで反対側に移動したのだ。 そこで、恭也は自分の勘違いに気が付いた。 「いや……! まさか……!?」 口では否定するが、頭は理解していた。 今見えている攻防、決して恭也が士郎達の動きを見切れるようになったわけではない。 視覚が、速すぎる彼らの動きを、ワンテンポ遅れて捉えているのだ。 分身の術という忍術がある。 あれは高速で動くことで、相手にさも何人も同じ人間がいるように錯覚させる術だ。 丁度それと似たような現象が、今目の前で繰り広げられているのだ。 (それほどの動きを、父さんはいなしているのか!?) 戦慄と共に、胸中を尊敬と嫉妬が駆け抜ける。 自らの父が、それほどの武人であることの尊敬。 そして、それほどの力を持ちながら自分達にはなんら継承してくれないことの嫉妬。 その両方が、今目の前で繰り広げられている戦いから目をそらすなと、恭也の魂に命ずる。 そして、士郎が大きく腕を振るうのと同時に、弾き飛ばされる男。 「ぐっ………!」 体勢を崩しかけたが、危ういところで均衡を保った。 だが、ガードに使ったらしい腕からはナイフが零れ落ちた。 結果だけ見れば、士郎のほうが押しているように見えた。 だが。 「あれだけやりあって、あのスピードで一撃だけか………」 悔しそうに舌打ちする男の視線の先。 士郎の左肩には、ナイフで斬り裂いた跡が残っていた。 だらりと血が垂れ、左腕の袖口が赤く染まる。 「お、お父さん!」 それをみて、なのはが悲鳴を上げる。 思わず、といった呈で車椅子から身を乗り出しかけるが。 「静かにしろ、なのは」 士郎の小さな、だが迫力すら伴った一言にビクリと体を震わせて止まった。 「ぁ……」 「ちょ、父さん!? まだあのこと引きずってんの!?」 そんな士郎の様子に、美由希が呆れたような声を上げた。 確かに、形だけ見ればそうだろう。 まだ、士郎がなのはを拒絶しているように見える。 「そうじゃない、美由希」 士郎は美由希を見ないまま、口を開いた。 「何が違うのさ!」 「―――今目の前の光景から、決して目をそらしてもらいたくないんだ」 そういう士郎の言葉に、美由希は首をかしげる。 「ど、どういうことよ?」 「わからないか? 今目の前のこれが、なのはの目指す道の先だということが」 じっと、敵を見据えたまま士郎が諭す。 その言葉に、美由希は目を見開き、恭也は息を呑み。 「………え………」 なのはは呆然とつぶやいた。 「なのは。今、目の前の光景をどう思う?」 士郎の言葉に、なのはは再び父の背中を見つめる。 男と相対する、士郎の背中。 そこから滲み出る気配は、まるで冷気のように冷ややかで、底が知れない。 「………っ!」 ゾクッ、と背中を冷たい何かが駆け抜けた。 突然、身体が震え始める。 「なのは?」 ユーノが声をかけるが、なのはの身体は止まらない。 ガチガチと。ガチガチと。 士郎の放つ殺気に当てられてしまい、止まることなく震え続ける。 「ぁ……ぅ………」 「なのは!?」 美由希がそんななのはの様子に驚き、訝しげに士朗の背中を見つめるが、彼女には何も感じられない。 「どうしたの、なのは!」 「怖いか、なのは」 不安そうな美由希の声と重なって、士朗の質問がなのはの耳に届く。 震えるなのはは、何とか士郎の背中を見つめた。 「今の俺が、怖いか」 再びの問いかけ。 放たれる冷気は以前変わらず。だが、声だけはなのはの知るいつもの士郎のもの。 「ぅ…ぁ……っ!」 喉が凍り付いて、声が出ない。 だが、なのはは何とか小さく頷いた。 「………士郎さん!」 ユーノの声に、士郎はなのはの様子を理解したのか、その気配が少し小さくなった。 「すまないな、なのは」 謝る士郎。その背中は、寂しそうな気配を纏っていた。 「―――で? 遺言は終わったかな?」 会話が終わるまで律儀に待っていた……否、士郎に攻め入るだけの隙を見出せなかった男が、ナイフをもてあそびながら士郎に問いかける。 「それならば、もう終わらせよう。いい加減、俺も仕事を終えたい」 「かまわん。いつでも来い」 男の言葉に変わらず答える士郎。 その返答に、男はゆっくりと跳躍するような感じで身体を屈伸させ、力を溜め込み始めた。 「ファイナル……。これで決着だ………!」 ギリギリと、音がしそうなほどに男の身体が曲がる。 「―――恭也」 ようやく毒が抜け始めた恭也が、父の横顔を。 「―――美由希」 なのはの震えを止めようとする美由希が、父の背中を。 「そして、なのは」 いまだ止まらぬ恐怖に涙を流すなのはが、振り返った父の瞳を。 「よく、見ておけ。これが戦い―――修羅道の果てに逝きついた、人間の結末だ」 それぞれに見つめた瞬間、彼の前にいたはずの男の姿が、今度こそ本当に消えた。 「士郎さん!!」 ユーノが悲鳴を上げる。 瞬間、世界が止まった。 もはや、その場にいた誰も正確に事態を理解した者はいなかった。 「ぐ、がぁ………!?」 ただ、結果だけを言うのなら。 大きく正拳突きの構えをした士郎の拳が、男の腹に突き刺さっていた。 「ご、ぶっ」 男は血の固まりを吐き出し、そのまま前のめりに倒れて動かなくなってしまった。 「―――悪いな」 前を見据えたまま、ゆっくりと構えをといた士郎の言葉がなのはたちの耳に届く。 「御神の動きは、人間の認識の、はるか上を行くんだ」 士郎の言葉は、もはや男の耳に届くことはない。 ふと、士郎が何かに気が付いたように握り固めていた拳を開いた。 ―――骨の折れる、歪な音と共に。 「と、とうさん!?」 ようやく立ち上がることの出来た恭也が、その惨状に上ずった声を上げる。 なにしろ、男に叩き込んだ指全てが、関節を無視した方向に折れ曲がっているのだから。 「………まあ、当然だな。人間の限界を超えた速度に、人間の身体が耐えられるわけない」 「それよりも、早く治療を!」 慌てたように近づいてくるユーノを、士郎は折れていないほうの手を向けて押しとどめた。 「いや。それよりも先生を呼んできてくれ」 「は? いったいなにをいって………」 「俺ももう限界のようでな。すまない」 最後にそういった途端、士郎の口からおびただしい量の血液が飛び出した。 「お………っ!」 スローモーションのように、士郎の体が仰向けに倒れていった。 「おとうさん!!!」 なのはの絶叫が、人気のない雑木林の中に響き渡った。 手術中であることを示す、赤ランプは未だにその光を閉ざすことはない。 まさか、こんな短い間に再びこの光を目にすることになるとは、思わなかった。 「とうさんが、とうさんが………!」 「落ち着くんだ、美由希」 半狂乱の美由希が、恭也に縋りついて泣いている。 それを宥める恭也の声も、とてもではないが冷静なものの声音には聞こえない。 「………」 夫の凶報を受け、ユーノに連れてこられた桃子はじっと手術室を見つめている。 なのははそんな家族の様子を見て、自分の時もこうだったのだろうか、とぼんやり考えた。 「ねえ、ユーノ君」 「なに、なのは」 「……おとうさん、大丈夫だよね」 「……きっと、大丈夫だよ」 自分の車椅子のハンドルを握ってくれているユーノの声は、むしろ自分がそう信じたいという感じだった。 そして、手術中を示すランプが消える。 「………皆さん」 中から出てきたシャマルの顔が、真っ青になっていた。 そんな彼女の様子に、恭也と美由希が息を呑みかけるが。 「士郎さんは……一命を取りとめることができました」 続く彼女の言葉に、なんとか浮上することが出来た。 「ですが……その……」 「今後二度と……立ち上がることは出来なくなった」 だが、更なる母親の言葉に完全に凍りついた。 「母さん……!?」 「ちょ、何不吉なこと!」 「その、通りです」 恭也と美由希が母を非難しようとするが、シャマルの言葉に追い討ちをかけられてしまった。 「……う、ウソですよね? そんな……」 「士郎さんの体は……なんらかの原因で多くの爆弾を抱えていたようでした。それが、今回の戦闘で一気に破裂したんです。 特にひどいのが、足の腱でした。まるで、古いロープが千切れたように、腱が完全に断裂してしまい、自己治癒も効かない状態です。 ………リハビリをしたとしても、もはや車椅子から離れることは出来ないかと」 「そん、な………」 美由希が廊下に膝を突く。 恭也は呆然とシャマルを見つめた。 なのははやはりぼんやりとその話を聞き、ユーノはじっと彼女の車椅子のハンドルを握り続けた。 いたたまれなくなったシャマルは、一礼を残してその場を辞した。とても残っていられる雰囲気ではなかったのだ。 「………お父さんは、昔交通事故にあったわね?」 重苦しい雰囲気に包まれる待合室の中、桃子の声がその場にいた人間の耳に入ってきた。 「母さん?」 「とても大怪我をして、何ヶ月もベッドに貼り付けられて……。大変だったわね?」 「ぅ、ぐすっ……。そうだよ、それがどうしたのさ」 涙を流し始めていた美由希が、半ばやけを起こしたように桃子の言葉に答える。 「あれはね。士郎さん個人を狙ったテロだったのよ」 「「なっ!?」」 桃子の言葉に、二人は驚愕の声を上げ、 「えっ……?」 どこか遠くに行っていたなのはの意識が再びこちらに戻ってきた。 「士郎さんは、私と一緒になる前は、世界中の要人達を警護する、SPの仕事をしていたわ。士郎さんのご実家は、そもそもそういうことを生業にした家系でね。名前は“不破”。裏社会では、相当名が知れ渡った一族だったそうよ」 初めて明かされる、父の秘密に恭也たちは空いた口が塞がらない。 なのはも食い入るように母の話に耳を傾けた。 「そんなあの人も、私と一緒になると誓ってくれた日からは、だんだん仕事を引き受ける回数も減って……。翠屋が完成したら、すっぱり手を引いてくれた。 嬉しかったわ……。危ない仕事を辞めてくれたんだもの。ずっと一緒にいてくれるって、言ってくれたんだもの……。 でもね。あの人を……ひいては不破の一族を目の仇にする人間は、決してあの人を許さなかった。 ……丁度、今回のなのはのように、ね」 言われて、なのはは気が付いた。 今回のケースと、桃子の昔語りはよく似ていることに。 「そして、例の交通事故。士郎さんの命を狙ったもので、用意周到だったのね。事故が終わった後も、追撃があったんだって。 士郎さんは、そのとき何とか生き延びる為に応戦した……。その結果、身体のあちこちに爆弾を抱えることになったの」 もはや言葉もない。誰もが口を閉ざして、桃子の話を聞き続けた。 「もう一度不破の……御神の技を使えば、きっと立てなくなる。そう、お医者様に宣告された時、あの人は笑ったわ。 「ああ。これで、ようやく血生臭い世界からおさらば出来る。あの子達を、巻き込まないで済む」ってね」 「とう、さん………」 美由希の瞳から雫がこぼれる。 父は、決して厳しかったのではない。優しかったからこそ、あんな態度をとったのだと知ったから。 恭也は理解した。 父が御神の真髄を教えてくれなかったのは、出来なかった以上に、もう子ども達にそういう世界を覗いて欲しくなかったからだと。 そして、なのはは。 「あ、ぐぅ、うぅぅぅ………!!」 ボロボロと、涙を流し続けた。 知ってしまった。ようやく見つけたと思った、自分の輝かしいであろう未来の先に待つかもしれない結末を。 それは、とても悲しいことだ。 自分はボロボロになって。周りは傷ついて。結局誰も喜ばない。 魔法の力は、確かに皆を救えるかもしれない。 でも、戦うことで起こる結末は、きっと一緒だ。 その結果が今回の一件なのだ。 父は、士郎は、この結果を知っていたから、あの時自分の管理局入りを反対したのだ。 結果が出てしまったから、あの時の病室で声を荒げたのだ。 もう二度と。自分をこんな、悲しい目に合わせないために。 「ぐ、ふっ……!」 ポケットを探り、赤い宝玉を取り出した。 いつでもみんなと連絡を取れるように、肌身離さず持っていたのだ。 「……ユーノ君」 「なに、なのは」 「レイジングハート」 《なんでしょうか》 涙をボロボロ流しながら、なのはは大切な人たちに謝る。 きっと、この決断は身勝手な我侭だろうから。 「ごめんね……ごめんね………!」 でも、知ってしまったから。戦うのは、怖いことだと。 そう、わかってしまったら。もうなのはに戦うだけの勇気はない。 きっと正しいことだと、美しいことだと。それだけしか、見ていなかったなのはには、そんな勇気はなかった。 「………ううん。気にしないで」 《マスター。貴女は、決して間違っていません。今までも。そして、これからも》 ユーノは、優しくなのはの手とレイジングハートを包み込む。 レイジングハートは、その中でマスターへの礼を述べる。 「ぐ、ぅ………。ユーノ、君」 「……はい」 涙でぐしょぐしょになったなのはの顔を、ユーノが真剣な表情で見つめる。 なのはは、出来うる限り精一杯の笑顔で、最後の言葉を紡いだ。 「レイジングハート………返すね?」 「………うん」 そして、なのはの手がそっとユーノの手から離れていった。 この時。 “魔導師”高町なのはは。 その、短い生涯を、終えることとなった。 ―あとがき― 死んでないからね? あくまで魔導師生命が、って意味よ? いや、キチンと断っておかないと勘違いツッコミが来そうで。 というわけで、士郎さん三……いや、四か? 四部作、最終話「父の背中」ですー。 しかし、いざ一般人の目に見えない高速戦闘を文章だけでそれっぽく表現しようとすると、なにも書くことがなくなりますな。 漫画とかだと、こう、動いてるぞー、見たいな感じで表現すればいいけど、文章となると神の視点ではないその場にいる第三者を利用するしかないんですねー。 意味わかんないッスね。ごめんなさい。 さて、最終話なん、で、す、が……。尺に入りきらなかった、いわゆるエピローグ部分があるっちゃあります。 え? 全部入れろ? ハッハッハッ。色々あって疲れてるから、もうこれ以上は後日譚にさせてくださいorz それでは、またー。 |